10月1日から、幼保無償化が始まりますね!
我が家は一足早く小学生になってしまいましたので、少々残念な気持ちですが、今通っている人&これから通う予定の幼児が居る家庭にとっては嬉しい制度ですよね。
しかし、Yahoo!ニュースで気になるニュースを見つけました。
幼保無償化が明日よりスタート!同じ園内に無償化対象のママとそうでないママが混在し女女格差を生む
このニュースを見てふと疑問に思ったことが。
「認可外”保育園”に、専業主婦の人も通っているんだ??」
保育園と言えば、働くお母さんが子供を預ける場所という認識でした。
どういうことなのでしょうか?
認可外保育園に預ける専業主婦
当該ニュースによると、一律で無償化の対象となるのは認可保育園やこども園、私学の幼稚園の3~5歳児。(住民税非課税世帯の0~2歳児も含む)
「無認可保育園」に通う園児は、「保育の必要性の認定」つまり、パパもママも働いていて子供を預ける必要性があります!という届け出が必要なのですね。
(その他、病気やケガ、要介護者がいるなどの項目もあり)
同じ無認可園に子供を通わせる世帯の中でも、無償化の対象となる家とそうでない家があり、その格差が広がっていると…
そして無償化の対象外となるママ達は、急いで就活していると当該のニュース記事で伝えています。
そこで違和感が…
あれ?保育園って働いてないママも通っているの??
認可外保育園なら専業主婦も通える
公立の保育園はよく待機児童問題などが騒がれているように、専業主婦が入園するのは難しいです。(求職中などで申請は出せるが、優先順位が低く落ちてしまう)
しかし認可外保育園は公立と違って保育料も高い為定員に達していない園も多く、空きがあれば就労以外の理由でも預けることが出来ます。
0歳~2歳までは、そんな理由から認可外保育園に通わせる専業主婦が居ても、おかしくはありません。
ですが今回格差と言われているのは、3歳~5歳の子供のいる世帯です。
3歳~なら、わざわざ認可外保育園に入れなくても、幼稚園に入れるのでは…?施設給付型幼稚園なら、就労している・していないを問わず無償化の対象なのですが…
あえて認可外保育園を選ぶ理由
ニュースによると、とあるママは認可外保育園の方針や子どもへの接し方が素晴らしく、あえて認可外保育園へ入園させたそう。
そんな場合もあるんだ!( ゚Д゚)
調べてみると、習い事などのサービスが充実していることや、預け方(曜日指定等)で保育料が安くなるなどのメリットがあること、保護者への対応が良いことなどを理由「あえて」認可外保育園を選んでいる人は少なくないようです。
そうなると、疑問は今回の無償化の対象範囲の区切り方についてですが…
本来、無認可園は対象外だった
幼保無償化の制度が作られるにあたり、本来は無認可園は無償化の対象外でした。
しかし公立の保育園に落ちてしまい、仕方なく無認可園に入れた保護者からの要望を受け、政府は後付けで無認可園の「保育の必要性を認める」世帯については、無償化の対象に含めることにしたんです。
ははぁ…そういうことか。
確かに、公立に入りたかったのに入れなくて、仕方なく他より高い保育料を払って子供を預けている世帯にとっては、無認可園が対象外っていうのはたまったもんじゃありませんものね。
しかし国としては、無認可園は国の規定に見合わない形で保育を行っている園が多いため、一律で支援することが出来ない…
それも納得できます。
つまり、
「保育」が必要な世帯は一律で無償化。
「教育」が必要な世帯は国の認めた園に通わせる世帯のみ無償化。
ということですね。
まとめ
幼保無償化により無認可園に通わせる3~5歳児のママ達の間に格差が出来ている、ということについて、疑問に思ったことをまとめました。
無認可園にも様々なメリットがあり、あえて無認可園を選んでいる人がいることもわかりました。
今後、幼稚園や保育園選びをする際は、専業主婦が無認可園を選ぶなら無償化の対象外になるということは重要なポイントになりますね。